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今日の給食

10月4日(火)給食

 今日の献立は、ちゃんぽん麵、牛乳、キャラメルポテトでした。

 キャラメルポテトに入っているキャラメルは、砂糖、バター、生クリーム、牛乳、水あめなどを煮詰めて作る「あめ」のことです。ポルトガルの「カラメル」が語源で、これが後に英語の「キャラメル(caramel)」になったと言われています。日本へは、16世紀にポルトガル人によって伝えられました。今日の給食のキャラメルポテトは、さつまいもを棒状に切ったものを揚げて、給食室特製のキャラメルと、香りが良いアーモンドをまぶしました。

10月3日(月)給食

 今日の献立は、鳥五目ご飯、牛乳、厚揚げ薬味ソースかけ、じゃがいもの味噌汁、リンゴでした。

 厚揚げ薬味ソースかけに入っている厚揚げは、水切りした豆腐を油で揚げたものです。油揚げと似ていますが、油揚げは豆腐を薄く切って揚げているのに対し、厚揚げは豆腐を厚く切って揚げています。そのおかげで、厚揚げは、油揚げのような香ばしさと、豆腐の柔らかさを同時に味わうことができます。栄養は、豆腐と同じように、たんぱく質、カルシウム、鉄分が多く含まれていますが、それらの栄養がギュッと凝縮されています。

9月30日(金)給食

今日の献立は、ピザトースト、牛乳、彩り野菜スープ、プリンでした。

今日は「ピザトースト」が給食に登場しました。ピザはイタリアの料理ですが、ピザトーストは日本で考えだされた料理だそうです。日本でピザが高価だった1960年頃、東京の喫茶店でメニューに登場したのが始まりだとされています。給食では、具に玉ねぎ、ピーマン、ハム、マッシュルームを使い、具を炒め、トマトソース、塩、こしょうで味付けし、食パンにのせ、チーズをかけて、オーブンで焼きました。

9月29日(木)給食

 今日の献立は、栗ご飯、牛乳、厚焼き玉子のおろしかけ、豚汁でした。

 栗ご飯に使われている栗は、秋においしく味わう食べ物です。栗はおいしいだけでなく、この季節に必要な栄養を含んでいます。栗に含まれているビタミンCは、熱に強いので、加熱しても失われる量が少ないのが特徴です。日本だけでなく、世界のいろいろな国でも作られていて、食べ方もいろいろです。ご飯やスープに混ぜるほかにも、マロングラッセやモンブランなど、ケーキやデザートに栗を使うこともあります。

9月28日(水)給食

今日の献立は、黒パン、牛乳、おさかナッツ、ワンタンスープでした。

おさかナッツの中に入っているカシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。給食では、“鶏肉とカシューナッツの炒め物という料理や今日の給食の“おさかナッツ”という料理の中に入っています。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子を整えたりする働きがあります。

9月27日(火)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、和風ハンバーグ、ポテトきんぴら、豆腐の味噌汁でした。

 和風ハンバーグのたれには、3種類のきのこが入っています。きのこは世界中で食べられ、栽培も盛んに行われています。また、しいたけやなめこ、えのきだけ、マッシュルームやエリンギなど様々な種類があります。特有の香りや旨味、歯ごたえに人気があり、健康への関心の高まりもあって、栽培はさらに増えています。旬は、9月~11月と3月~5月の2季です。現在のように、栽培されるようになったのは大正、昭和時代からです。人工的に栽培できるきのこの種類が増え、価格も安定して一年中出回っているので、使いやすい食品といえます。

9月26日(月)給食

 今日の献立は、コスタリカライス、牛乳、ベジタブルスープ、味付き小魚でした。

 コスタリカは、地球の反対側の南米にある小さな国です。「コスタリカライス」という料理はありませんが、コスタリカの家庭料理を給食用にアレンジしました。暖かい国なので、カレー粉や唐辛子などの香辛料をよく使い、野菜や果物がふんだんに入った料理が多くあります。

9月22日(木)給食

 今日の献立は、こぎつね寿司、牛乳、いかのかりん揚げ、なすの味噌汁、巨峰でした。

「こぎつねずし」の名前の由来は、稲荷神の使いであるきつねの好物に由来すると言われています。古くから、きつねの好物は、ねずみを油で揚げたものとされていました。そのことから、ねずみの代わりに豆腐の油揚げが稲荷神に供えられるようになり、豆腐の油揚げがきつねの好物とされるようになりました。給食では小さく切った油揚げを酢飯に混ぜ込んで作っているので、「こぎつねずし」という名前にしています。

9月21日(水)給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、マスの辛味焼き、切干大根の炒め煮、相性汁でした。

「マス」はサケ化の魚です。日本ではサケといえばシロザケのことをいい、そのほかのサケ科の魚をマスと呼んでいます。マスは、ビタミンが豊富な魚です。特に、ビタミンDが多く含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。また、まとめて摂った方が効果が出やすいといわれるビタミンB群も全て含んでいます。ビタミンB群は、成長を促したり、消化を助けたり、胃腸障害をやわらげたり、血液循環をよくしたりするなどの効果があります。

9月20日(火)給食

 今日の献立は、なめこおろしうどん(じごなうどん)、牛乳、さつまいもと大豆の甘からあげでした。

 なめこは、天然物と人工栽培のものがあります。天然物はたくさん採れないため、普通にお店で売られているものは人工栽培のものです。天然のなめこはブナやナラ、ケヤキなどの切株に群生し、味と香りが最高によいそうです。

 なめこ特有のぬめりは、たんぱく質の吸収を助け、胃や肝臓の粘膜を保護する働きがあります。また、コレステロールを下げたり、余分な塩分を体の外に出したりする働きもあります。