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2022年11月の記事一覧

11月30日(水)給食

 今日の献立は、焼き鳥丼、牛乳、きゅうりの漬物、呉汁でした。

 今日の給食で提供されている「焼き鳥丼」は、「ねぎま」と呼ばれる、鶏肉と長ねぎのぶつ切りを交互に串に刺した焼き鳥をイメージして作りました。長ねぎは、11月~2月ごろが旬の野菜です。日本へは、奈良時代に中国から伝わったと言われています。古くから薬用野菜として利用され、白い部分にはビタミンCが多く、緑色の部分にはカロテン、カルシウムなどが多く含まれています。

11月29日(火)給食

 今日の献立は、しゃくし菜ご飯、牛乳、厚焼きたまご、煮ぼうとう、りんごでした。

 今日の給食で提供されている「しゃくし菜ご飯」のしゃくし菜は、「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることから「しゃくし菜」と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。シャキシャキした食感で、漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んで、しゃくし菜ご飯にしました。

11月28日(月)給食

 今日の献立は、食パン、いちごジャム、牛乳、マカロニのヒリヒリあえ、ほうれんそうサラダ、チョコクレープでした。

 今日の給食で提供されている、「ほうれん草」は、一年を通して、手に入る野菜ですが、夏と冬ではおいしさと栄養価が全く違う野菜です。特にビタミンCとカロテンの変化は大きく、冬のほうれん草は夏に比べて2~3倍も多くなります。ビタミンCは、ほうれん草に多く含まれている鉄の吸収を助けてくれる働きがあります。

11月25日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、もやしのお浸し、根菜汁でした。

 今日の給食で提供されている「さば」には「まさば」「関さば」「岬さば」など色々な種類があります。まさばは、春から夏にかけて産卵し、秋から冬にかけて大きく成長していきます。さばのような背中が青い魚は「青魚」と呼ばれて、昔から栄養が豊富だといわれています。

11月24日(木)給食

 今日の献立は、吹き寄せご飯、牛乳、いかのねぎソース、白菜の味噌汁でした。

 今日の給食で提供されている「吹き寄せご飯」の「吹き寄せ」とは、秋の色づいた葉が風で吹き寄せられた様子を表したものです。秋から冬にかけて、ごはんに限らず煮物や汁物、お菓子などにも使われる言葉です。秋の紅葉した様子を表すため、秋が旬の食材が使われることも多く、銀杏や栗、きのこ、もみじの赤を表す人参などが使われます。

11月22日(火)給食

 今日の献立は、ココア揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ブロッコリーサラダでした。

 今日の給食で提供されている「揚げパン」は、戦後に誕生したメニューです。戦後の給食は、生きていくために必要な栄養源だったため、欠席した子どものためにコッペパンを届けることがよくありました。しかし、昔の給食のコッペパンは、乾燥しやすかったため、届けた時には、すでにカチカチに固まっていました。そのことから、昭和29年に東京の大田区の小学校で働いていた調理員さんが、「欠席した子どもにも、美味しく食べてもらえるように」という思いで、揚げた後に、砂糖をまぶして乾燥を防いだ揚げパンが誕生しました。

11月21日(月)給食

 今日の献立は、ポークカレー、牛乳、フルーツヨーグルトでした。

 今日の給食で提供されているカレーライスは、子どもたちの大好きなメニューです。みんなでおいしくいただきました。

11月18日(金)給食

 今日の献立は、野菜ラーメン、牛乳、ゼリーフライ、みかんでした。

 今日の給食で提供されている「ラーメン」は中国で1500年ほど前、小麦粉をねってひも状にしたものをスープで煮たり、スープに浮かせたりして食べていたのが始まりといわれています。日本でいちばん最初にラーメンを食べた人は、水戸黄門で有名な徳川光圀だそうです。それから、約200年後の明治時代になってから、浅草に日本で最初のラーメン屋が誕生したと言われています。

11月17日(木)給食

 今日の献立は、ご飯(こうのとり伝説米)、牛乳、ほっけの塩焼き、ねぎぬた、けんちん汁、ひじきのりでした。

 今日の給食で提供されている「ねぎぬた」は埼玉県深谷市の郷土料理です。

ねぎぬたの「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える食材を何にするかによって、その土地ならではのぬたがあります。

11月16日(水)給食

 今日の献立は、セルフあんぱん、牛乳、チキンナゲット、武蔵野スープでした。

 今日の給食で提供されているセルフあんぱんでは、あずきが使われています。あずきを何度もゆでこぼし、あずきをつぶさないようにていねいに混ぜ、砂糖を数回に分けて加えてまた混ぜるを繰り返してできあがりました。学校特製のあんをこどもパンに挟んで食べます。「あんぱん」は、1874年に東京の木村屋で作られました。当時は、欧米のパンと日本のあんこが融合した画期的な食べ物だったそうです。