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2022年10月の記事一覧

10月31日(月)給食

 今日の献立は、食パン、ブルーベリージャム、牛乳、真鯛グラタン、ボイルブロッコリー、コンソメスープでした。

 今日の給食で提供されている「ブルーベリー」の紫色は「アントシアニン」といい、目の血行を良くしたり、目の疲れをとったりする働きがあります。また、ブロッコリーやコンソメスープに入っているにんじん、パセリに含まれる「カロテン」は目の粘膜を保護する働きがあります。

10月28日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、おろしハンバーグ、さつまいもの甘煮、利久汁でした。

 今日の給食で提供されている「さつまいも」はヒルガオ科の植物です。原産地は中央アメリカで、日本へは今から400年くらい前に中国から琉球(今の沖縄県)の宮古島に伝わり、その後、薩摩(今の鹿児島県)でよく作られ、さつまいもと呼ばれるようになりました。さつまいもは荒れた土地でも育つため「飢饉に備えるための作物」として全国各地で作られるようになりました。さつまいもは糖質(炭水化物)というイメージが強いですが、意外にもビタミンCが多く、中くらいのさつまいも1本を食べると1日に必要なビタミンCが補えるそうです。

10月27日(木)給食

 今日の献立は、黒パン、牛乳、赤魚のバジルソース焼き、フレンチサラダ、パンプキンシチューでした。

 今日の給食で提供されているパンプキンシチューに入っているかぼちゃは、ウリ科の植物で、今から400年くらい前にカンボジアという国から伝わったので、「かぼちゃ」という名前がつきました。かぼちゃには糖分、ビタミンA、ビタミンCがたっぷり含まれていて、野菜の中でも特に栄養が多く、食料の無い時代には、このかぼちゃで命拾いをした人も多かったようです。

10月26日(水)給食

 今日の献立は、鯛飯、牛乳、いかの味噌焼き、大平、みかんでした。

 今日の給食で提供されている大平(おおひら)は、山口県岩国地域を代表する料理の一つです。大平という器に盛付けて出されることから料理も「大平」と呼ばれるようになりました。鶏肉や里芋、れんこん、しいたけ、高野豆腐などのさまざまな具材を加えた汁の多い煮物で、冠婚葬祭などの大人数が集まるときに振舞われています。

10月25日(火)給食

 今日の献立は、チャーシュー麵、牛乳、肉野菜炒め、和梨マフィンでした。

 今日の給食で提供されているマフィンは、シャリシャリとした食感が特徴の和梨を使っています。鴻巣市の常光という地域は、和梨の栽培が盛んです。この地域は、元々は河川の氾濫で、常に洪水が多いところでしたが、この洪水が功を奏し、梨に適した土となり、おいしい梨が生産できるようになったそうです。和梨の旬の時期は、品種によって異なりますが、8月と9月がピークで、早いものは7月から、遅いものは10月まで楽しめます。

10月24日(月)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、さんまのしょうが醤油焼き、肉じゃが、呉汁でした。

 今日の給食で提供されている「呉汁」の「ご」は、すりつぶした大豆のことをいいます。豆腐や肉類が貴重な時代に、大豆をよく吸水させた後、やわらかく煮てすりつぶし、たんぱく源としてみそ汁に入れたのが始まりです。今日の呉汁には、大豆の他に、にんじん、大根、ねぎ、豆腐など、いろいろな食材が入っていて、栄養満点の汁物でした 。

10月21日(金)給食

 今日の献立は、炒飯、牛乳、焼き餃子、チンゲン菜とあさりのスープ、キャンディーチーズでした。

 今日の給食で提供されているチャーハンは、「チャー」が「炒める」、「ハン」が「ご飯」という意味で中国の炒めご飯のことです。チャーハンが作られていた最も古い記録として残っているのは、昔の中国、随の時代で、卵が入ったチャーハンが作られていたそうです。その後、唐から宋の時代、中国で米が食文化の中心となっていき、チャーハンもこの頃に広まっていったようです。

10月20日(木)給食

 今日の献立はご飯、牛乳、鯖の辛味焼き、根菜のさっぱり炒め、いものこ汁でした。

 今日の給食のいものこ汁には里芋が入っています。里芋という名前は、山でとれるいもを「山芋」というのに対し、人里でとれることから「里芋」とつけられました。日本では、米が食べられる弥生時代よりも前から食べられていました。里芋は8月から12月にかけて収穫され、全国の収穫量で埼玉県が1位を誇っています。里芋の主な成分は炭水化物ですが、他のいも類より水分を多く含むので、エネルギーが低い特徴があります。

10月18日(火)給食

 今日の献立は、鴻巣ねぎ旨うどん、牛乳、ひなちゃんの卵焼き、小松菜の煮浸し、マスカットゼリーでした。

 今日の給食は、「市民の日の記念献立」です。

 鴻巣市・吹上町・川里町の一市二町が合併した10月1日は「市民の日」と制定されています。

 その市民の日を記念して、毎年、鴻巣ならではの味を楽しめる給食として、「市民の日の献立」があります。この日の給食は、特別メニューで、地元で生産された食材を食べることで、鴻巣市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描いてもらうことを目的としています。

10月17日(月)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、ししゃもの竜田揚げ、卯の花炒め、なめこの味噌汁でした。

 今日の給食に提供された「卯の花炒め」は「おから」と野菜で甘辛く煮た料理です。「おから」は豆腐を作るときに出る、しぼりかすですが、おからの「から」が「からっぽ」につながるのを嫌い、「卯の花」という別名がつけられたといわれています。