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2022年12月の記事一覧

12月7日(水)給食

 今日の献立は、きなこ揚げパン、牛乳、ボルシチ、フラワーサラダでした。

 今日の給食で提供されている「ボルシチ」は、ウクライナ生まれの料理です。肉と野菜を長時間煮込んだスープで、「ビーツ」という野菜が入っているのが特徴です。ビーツは、鮮やかな赤紫色をしていて、見た目は赤かぶのようですが、かぶではなく砂糖の原料になる「テンサイ」の仲間です。食べるととても甘く、ミネラルとビタミンがとても豊富な野菜です。

12月6日(火)給食

 今日の献立は、中華おこわ、牛乳、小籠包、チンゲンサイとあさりのスープでした。

 今日の給食で提供されている「小籠包」は、中国・台湾・香港・マレーシアなどでよく食べられている中華料理の点心の一つです。餃子やしゅうまいと似ていて、小麦粉で作った皮で、野菜と挽肉などでつくったあんを包んで作ります。特徴的なのは、肉汁がたっぷりで、食べたときに溢れ出るところです。

12月5日(月)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、カレイの竜田揚げ、肉じゃが、厚揚げときのこの味噌汁でした。

 今日の給食で提供されている「カレイ」は、日本に40種類ほど生息しています。体が薄く平らで、目が片側に寄っています。よく似たヒラメとの見分け方に「左ヒラメ、右カレイ」という言葉があります。一部例外もあるそうですが、口が小さいものがカレイ、大きいものがヒラメという見分け方もあるそうです。「竜田揚げ」とは、鶏肉や白身の魚などを、みりん醤油や酒で下味をつけて、くず粉や片栗粉などをまぶして揚げた料理のことを言います。もともとは、えびを同じように揚げたところ、紅葉のように赤く仕上がったので、紅葉の名所である奈良県の「竜田川」にちなんで名付けられました。

12月2日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、ハガツオの西京焼き、ほうれん草のおひたし、おふくろ煮、みかんでした。

 今日の魚は給食初登場の「ハガツオ」です。カツオに似ていて歯が大きく鋭いことからこの名前がつきました。カツオより顔が細くシュッとしていることから地域によっては「キツネカツオ」と呼ばれます。東京や千葉では「トウサン」「ボウサン」と呼ばれていることもあります。ハガツオの夏ごろからたくさん獲れますが、脂がのっておいしくなるのは11月から12月ごろです。昔からカツオよりおいしいと言われているハガツオですが、傷みやすく、昔は漁港の近くでしか食べられませんでした。今は冷蔵技術も発達したため、給食でも食べられるようになりました。

12月1日(木)給食

 今日の献立は、黒パン、牛乳、スパゲティナポリタン、チキンナゲット、くきわかめサラダでした。

 今日の給食で提供されている「スパゲティナポリタン」の「ナポリタン」とは、スパゲティをトマトソースやケチャップでからめたものです。具にはピーマンやソーセージを使うのが一般的で、パルメザンチーズをかけて食べることが多いものです。しかし、ナポリタンという種類のスパゲティは、スパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアはトマトがたくさんとれ、トマトソースをよく使うので、首都の「ナポリ」の名前をとって「ナポリ風」という意味でナポリタンと名付けたそうです。こうした理由で「ナポリタン」は現在、日本独自のスパゲティになっています。