今日の給食
10月25日(火)給食
今日の献立は、チャーシュー麵、牛乳、肉野菜炒め、和梨マフィンでした。
今日の給食で提供されているマフィンは、シャリシャリとした食感が特徴の和梨を使っています。鴻巣市の常光という地域は、和梨の栽培が盛んです。この地域は、元々は河川の氾濫で、常に洪水が多いところでしたが、この洪水が功を奏し、梨に適した土となり、おいしい梨が生産できるようになったそうです。和梨の旬の時期は、品種によって異なりますが、8月と9月がピークで、早いものは7月から、遅いものは10月まで楽しめます。
10月24日(月)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、さんまのしょうが醤油焼き、肉じゃが、呉汁でした。
今日の給食で提供されている「呉汁」の「ご」は、すりつぶした大豆のことをいいます。豆腐や肉類が貴重な時代に、大豆をよく吸水させた後、やわらかく煮てすりつぶし、たんぱく源としてみそ汁に入れたのが始まりです。今日の呉汁には、大豆の他に、にんじん、大根、ねぎ、豆腐など、いろいろな食材が入っていて、栄養満点の汁物でした 。
10月21日(金)給食
今日の献立は、炒飯、牛乳、焼き餃子、チンゲン菜とあさりのスープ、キャンディーチーズでした。
今日の給食で提供されているチャーハンは、「チャー」が「炒める」、「ハン」が「ご飯」という意味で中国の炒めご飯のことです。チャーハンが作られていた最も古い記録として残っているのは、昔の中国、随の時代で、卵が入ったチャーハンが作られていたそうです。その後、唐から宋の時代、中国で米が食文化の中心となっていき、チャーハンもこの頃に広まっていったようです。
10月20日(木)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、鯖の辛味焼き、根菜のさっぱり炒め、いものこ汁でした。
今日の給食のいものこ汁には里芋が入っています。里芋という名前は、山でとれるいもを「山芋」というのに対し、人里でとれることから「里芋」とつけられました。日本では、米が食べられる弥生時代よりも前から食べられていました。里芋は8月から12月にかけて収穫され、全国の収穫量で埼玉県が1位を誇っています。里芋の主な成分は炭水化物ですが、他のいも類より水分を多く含むので、エネルギーが低い特徴があります。
10月18日(火)給食
今日の献立は、鴻巣ねぎ旨うどん、牛乳、ひなちゃんの卵焼き、小松菜の煮浸し、マスカットゼリーでした。
今日の給食は、「市民の日の記念献立」です。
鴻巣市・吹上町・川里町の一市二町が合併した10月1日は「市民の日」と制定されています。
その市民の日を記念して、毎年、鴻巣ならではの味を楽しめる給食として、「市民の日の献立」があります。この日の給食は、特別メニューで、地元で生産された食材を食べることで、鴻巣市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描いてもらうことを目的としています。
10月17日(月)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、ししゃもの竜田揚げ、卯の花炒め、なめこの味噌汁でした。
今日の給食に提供された「卯の花炒め」は「おから」と野菜で甘辛く煮た料理です。「おから」は豆腐を作るときに出る、しぼりかすですが、おからの「から」が「からっぽ」につながるのを嫌い、「卯の花」という別名がつけられたといわれています。
10月14日(金)給食
今日の献立は、中華丼、牛乳、大根としめじの中華スープ、ハニーピーナッツでした。
今日の給食で提供されているピーナッツは、日本名で「落花生」と言われていますが、一般に殻が付いていないものをピーナッツ、殻付きのものを落花生と呼ぶことが多いようです。ピーナッツは、木に実ができるのではなく、花が咲いた後にツルが下に伸びていき、土の中で実が育ちます。実のなり方が特徴的なので、日本名は「落花生」と名付けられました。ピーナッツは、小さな実ですが、たんぱく質、ビタミンやミネラルが豊富でとても栄養があります。
10月13日(木)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、チキンチキンごぼう、相性汁、みかんでした。
今日の給食の「チキンチキンごぼう」は、初めて給食に登場する料理です。この料理は、山口県の人気給食で、25年ほど前に誕生しました。給食の献立がマンネリ化していると感じた山口県山口市内の小学校の先生が、給食の献立に取り入れられる家庭のメニューを保護者から募集し、いくつも応募があった中から採用されたそうです。
10月12日(水)給食
今日の献立は、ナン、カレーミート、牛乳、ファイバースープでした。
今日の給食で提供されているファイバースープの黄色の食品の欄に「おおむぎ」とあります。本来大麦は、米粒よりも大きく、形も少し異なりますが、今日のスープに入っている大麦は米粒そっくりの大きさ、形に加工したものを使用しており、大麦と同じく食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維は英語で「ファイバー」といいます。食物繊維がたっぷりの大麦を使ったスープなので、この名前が付きました。
10月11日(火)給食
今日の献立は、豚肉とごぼうの炊き込みご飯、牛乳、きびなごごまフライ、あさりの味噌汁、柿でした。
今日の給食に提供されている柿は、奈良時代から栽培されている果物で、アジアやヨーロッパでも「kaki」の名前で通用します。名前の由来は紅葉の色と果実の色にちなんで「赤黄」と言われたものがなまって「柿」になったそうです。カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。
10月7日(金)給食
今日の献立は、プルコギトッパプ、牛乳、春雨スープでした。
今日の給食に入っているプルコギは、韓国の代表的な肉料理のひとつです。韓国語でプルは「火」、コギは「肉」という意味です。コチュジャンの入った甘口だれに薄切り肉を漬け込み、野菜などと一緒に炒めます。コチュジャンは、日本では唐辛子みそとも呼ばれ、韓国料理には欠かせない調味料のひとつです。また、プルコギトッパプの「トッパプ」には、ご飯の上にのせるという意味があります。
10月6日(木)給食
今日の献立は、ツイストパン、牛乳、焼きうどん、たこナゲット、ほうれん草サラダでした。
今日の給食の「焼きうどん」は、日本の料理で焼きそばと同様にうどんを肉や野菜などの具材とともに炒め、調味料で味付けしたものです。
給食の焼きうどんには、豚肉、キャベツ、たまねぎ、にんじん、なると、油揚げなどいろいろな具材が入っています。
10月5日(水)給食
今日の献立は、カレーライス、牛乳、味付き小魚、フルーツポンチでした。
「味付き小魚」にはいわし(かたくちいわしの稚魚)が入っています。小魚は魚を頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、カルシウムをたっぷりとることができます。カルシウムは骨や歯の材料になるだけでなく、脳からの指示を伝えたり、筋肉を動かしたりする働きもあります。
10月4日(火)給食
今日の献立は、ちゃんぽん麵、牛乳、キャラメルポテトでした。
キャラメルポテトに入っているキャラメルは、砂糖、バター、生クリーム、牛乳、水あめなどを煮詰めて作る「あめ」のことです。ポルトガルの「カラメル」が語源で、これが後に英語の「キャラメル(caramel)」になったと言われています。日本へは、16世紀にポルトガル人によって伝えられました。今日の給食のキャラメルポテトは、さつまいもを棒状に切ったものを揚げて、給食室特製のキャラメルと、香りが良いアーモンドをまぶしました。
10月3日(月)給食
今日の献立は、鳥五目ご飯、牛乳、厚揚げ薬味ソースかけ、じゃがいもの味噌汁、リンゴでした。
厚揚げ薬味ソースかけに入っている厚揚げは、水切りした豆腐を油で揚げたものです。油揚げと似ていますが、油揚げは豆腐を薄く切って揚げているのに対し、厚揚げは豆腐を厚く切って揚げています。そのおかげで、厚揚げは、油揚げのような香ばしさと、豆腐の柔らかさを同時に味わうことができます。栄養は、豆腐と同じように、たんぱく質、カルシウム、鉄分が多く含まれていますが、それらの栄養がギュッと凝縮されています。
9月30日(金)給食
今日の献立は、ピザトースト、牛乳、彩り野菜スープ、プリンでした。
今日は「ピザトースト」が給食に登場しました。ピザはイタリアの料理ですが、ピザトーストは日本で考えだされた料理だそうです。日本でピザが高価だった1960年頃、東京の喫茶店でメニューに登場したのが始まりだとされています。給食では、具に玉ねぎ、ピーマン、ハム、マッシュルームを使い、具を炒め、トマトソース、塩、こしょうで味付けし、食パンにのせ、チーズをかけて、オーブンで焼きました。
9月29日(木)給食
今日の献立は、栗ご飯、牛乳、厚焼き玉子のおろしかけ、豚汁でした。
栗ご飯に使われている栗は、秋においしく味わう食べ物です。栗はおいしいだけでなく、この季節に必要な栄養を含んでいます。栗に含まれているビタミンCは、熱に強いので、加熱しても失われる量が少ないのが特徴です。日本だけでなく、世界のいろいろな国でも作られていて、食べ方もいろいろです。ご飯やスープに混ぜるほかにも、マロングラッセやモンブランなど、ケーキやデザートに栗を使うこともあります。
9月28日(水)給食
今日の献立は、黒パン、牛乳、おさかナッツ、ワンタンスープでした。
おさかナッツの中に入っているカシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。給食では、“鶏肉とカシューナッツの炒め物という料理や今日の給食の“おさかナッツ”という料理の中に入っています。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子を整えたりする働きがあります。
9月27日(火)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、和風ハンバーグ、ポテトきんぴら、豆腐の味噌汁でした。
和風ハンバーグのたれには、3種類のきのこが入っています。きのこは世界中で食べられ、栽培も盛んに行われています。また、しいたけやなめこ、えのきだけ、マッシュルームやエリンギなど様々な種類があります。特有の香りや旨味、歯ごたえに人気があり、健康への関心の高まりもあって、栽培はさらに増えています。旬は、9月~11月と3月~5月の2季です。現在のように、栽培されるようになったのは大正、昭和時代からです。人工的に栽培できるきのこの種類が増え、価格も安定して一年中出回っているので、使いやすい食品といえます。
9月26日(月)給食
今日の献立は、コスタリカライス、牛乳、ベジタブルスープ、味付き小魚でした。
コスタリカは、地球の反対側の南米にある小さな国です。「コスタリカライス」という料理はありませんが、コスタリカの家庭料理を給食用にアレンジしました。暖かい国なので、カレー粉や唐辛子などの香辛料をよく使い、野菜や果物がふんだんに入った料理が多くあります。