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今日の給食

11月29日(火)給食

 今日の献立は、しゃくし菜ご飯、牛乳、厚焼きたまご、煮ぼうとう、りんごでした。

 今日の給食で提供されている「しゃくし菜ご飯」のしゃくし菜は、「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることから「しゃくし菜」と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。シャキシャキした食感で、漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んで、しゃくし菜ご飯にしました。

11月28日(月)給食

 今日の献立は、食パン、いちごジャム、牛乳、マカロニのヒリヒリあえ、ほうれんそうサラダ、チョコクレープでした。

 今日の給食で提供されている、「ほうれん草」は、一年を通して、手に入る野菜ですが、夏と冬ではおいしさと栄養価が全く違う野菜です。特にビタミンCとカロテンの変化は大きく、冬のほうれん草は夏に比べて2~3倍も多くなります。ビタミンCは、ほうれん草に多く含まれている鉄の吸収を助けてくれる働きがあります。

11月25日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、もやしのお浸し、根菜汁でした。

 今日の給食で提供されている「さば」には「まさば」「関さば」「岬さば」など色々な種類があります。まさばは、春から夏にかけて産卵し、秋から冬にかけて大きく成長していきます。さばのような背中が青い魚は「青魚」と呼ばれて、昔から栄養が豊富だといわれています。

11月24日(木)給食

 今日の献立は、吹き寄せご飯、牛乳、いかのねぎソース、白菜の味噌汁でした。

 今日の給食で提供されている「吹き寄せご飯」の「吹き寄せ」とは、秋の色づいた葉が風で吹き寄せられた様子を表したものです。秋から冬にかけて、ごはんに限らず煮物や汁物、お菓子などにも使われる言葉です。秋の紅葉した様子を表すため、秋が旬の食材が使われることも多く、銀杏や栗、きのこ、もみじの赤を表す人参などが使われます。

11月22日(火)給食

 今日の献立は、ココア揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ブロッコリーサラダでした。

 今日の給食で提供されている「揚げパン」は、戦後に誕生したメニューです。戦後の給食は、生きていくために必要な栄養源だったため、欠席した子どものためにコッペパンを届けることがよくありました。しかし、昔の給食のコッペパンは、乾燥しやすかったため、届けた時には、すでにカチカチに固まっていました。そのことから、昭和29年に東京の大田区の小学校で働いていた調理員さんが、「欠席した子どもにも、美味しく食べてもらえるように」という思いで、揚げた後に、砂糖をまぶして乾燥を防いだ揚げパンが誕生しました。

11月21日(月)給食

 今日の献立は、ポークカレー、牛乳、フルーツヨーグルトでした。

 今日の給食で提供されているカレーライスは、子どもたちの大好きなメニューです。みんなでおいしくいただきました。

11月18日(金)給食

 今日の献立は、野菜ラーメン、牛乳、ゼリーフライ、みかんでした。

 今日の給食で提供されている「ラーメン」は中国で1500年ほど前、小麦粉をねってひも状にしたものをスープで煮たり、スープに浮かせたりして食べていたのが始まりといわれています。日本でいちばん最初にラーメンを食べた人は、水戸黄門で有名な徳川光圀だそうです。それから、約200年後の明治時代になってから、浅草に日本で最初のラーメン屋が誕生したと言われています。

11月17日(木)給食

 今日の献立は、ご飯(こうのとり伝説米)、牛乳、ほっけの塩焼き、ねぎぬた、けんちん汁、ひじきのりでした。

 今日の給食で提供されている「ねぎぬた」は埼玉県深谷市の郷土料理です。

ねぎぬたの「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える食材を何にするかによって、その土地ならではのぬたがあります。

11月16日(水)給食

 今日の献立は、セルフあんぱん、牛乳、チキンナゲット、武蔵野スープでした。

 今日の給食で提供されているセルフあんぱんでは、あずきが使われています。あずきを何度もゆでこぼし、あずきをつぶさないようにていねいに混ぜ、砂糖を数回に分けて加えてまた混ぜるを繰り返してできあがりました。学校特製のあんをこどもパンに挟んで食べます。「あんぱん」は、1874年に東京の木村屋で作られました。当時は、欧米のパンと日本のあんこが融合した画期的な食べ物だったそうです。

11月15日(火)給食

 今日の献立は、かて飯、牛乳、わかさぎフライ、どさんこ汁、りんごでした。

 どさんこ汁の「どさんこ」とは漢字で北海道の「道」、産まれるの「産」、子どもの「子」と書きます。もともとは北海道で産まれた馬のことをさしていましたが、今では北海道生まれの人のことも「道産子」というようになりました。つまり、北海道でできたり、うまれたりしたものをどさんこといっています。今日の味噌汁がなぜ「どさんこ汁」という名前になったかというと北海道の特産であるじゃがいもやたまねぎ、とうもろこし、バターが使われているからです。

11月11日(金)給食

 今日の献立は、きのこうどん、牛乳、こんにゃくの味噌あんかけ、みかんでした。

 今日の給食で提供されているきのこは世界中で栽培され、食べられています。日本だけでも4000種類以上、世界では1万種類以上あるといわれています。一年中スーパーなどにありますが、一番種類が多く出回り、おいしくなるのが秋です。今日はうどんの汁になめこ、まいたけ、しめじが入って、きのこには「グアニル酸」という、うま味成分がたっぷり入っているので、おいしさが一段と増しています。

11月10日(木)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、豚肉と厚揚げのオイスターソース炒め、トックスープでした。

 今日の給食で提供されている、トックスープのトックとは、うるち米で作った朝鮮半島の餅のことです。もちもちとして歯ごたえがある触感が特徴です。うるち米でつくったトックは加熱しても伸びることがないので、炒める、焼く、煮るなど、いろいろな調理に使われます。韓国料理の餅というと「トッポギ」を思いうかべる人も多いと思いますが、トッポギはトックを使った炒め物のことです。

11月7日(月)給食

 今日の献立は、オムライス、牛乳、ベジタブルスープ、冷凍パインでした。

 今日の給食で提供されている「オムライス」は日本で生まれた洋食です。チキンライスを、薄く広げて焼いた卵で包んだ料理で、オムレツのような見た目をしています。卵の上にケチャップやデミグラスソース、ホワイトソースをかけたり、卵を半熟にしたり、ご飯をケチャップライスやバターライスにしたりといろいろな食べ方があります。

11月4日(金)給食

今日の献立は、子どもパン、牛乳、照り焼きチキン、ボイルキャベツ、クラムチャウダーでした。

今日の給食で提供されているパンに使われている小麦粉は、埼玉県産です。埼玉県は麦の主要な生産地になっています。主な生産地は県北地域で、鴻巣市でも作られています。米と麦の二毛作が行われ、「さとのそら」や「農林61号」、「あやひかり」、「ゆめちから」といった麦が栽培されています。

11月1日(火)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、ますのもみじ焼き、切り昆布の煮物、豚汁、みかんでした。

 11月は、「彩の国ふるさと学校給食月間」です。この取組は地元産の食材を給食に取り入れるなどして、ふるさとへの愛着を深めようというものです。給食では、普段から鴻巣市でとれた米や野菜、埼玉県でとれた食材を使っていますが、今月はさらに、埼玉県の郷土料理などもたくさん取り入れた献立が提供されます。

10月31日(月)給食

 今日の献立は、食パン、ブルーベリージャム、牛乳、真鯛グラタン、ボイルブロッコリー、コンソメスープでした。

 今日の給食で提供されている「ブルーベリー」の紫色は「アントシアニン」といい、目の血行を良くしたり、目の疲れをとったりする働きがあります。また、ブロッコリーやコンソメスープに入っているにんじん、パセリに含まれる「カロテン」は目の粘膜を保護する働きがあります。

10月28日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、おろしハンバーグ、さつまいもの甘煮、利久汁でした。

 今日の給食で提供されている「さつまいも」はヒルガオ科の植物です。原産地は中央アメリカで、日本へは今から400年くらい前に中国から琉球(今の沖縄県)の宮古島に伝わり、その後、薩摩(今の鹿児島県)でよく作られ、さつまいもと呼ばれるようになりました。さつまいもは荒れた土地でも育つため「飢饉に備えるための作物」として全国各地で作られるようになりました。さつまいもは糖質(炭水化物)というイメージが強いですが、意外にもビタミンCが多く、中くらいのさつまいも1本を食べると1日に必要なビタミンCが補えるそうです。

10月27日(木)給食

 今日の献立は、黒パン、牛乳、赤魚のバジルソース焼き、フレンチサラダ、パンプキンシチューでした。

 今日の給食で提供されているパンプキンシチューに入っているかぼちゃは、ウリ科の植物で、今から400年くらい前にカンボジアという国から伝わったので、「かぼちゃ」という名前がつきました。かぼちゃには糖分、ビタミンA、ビタミンCがたっぷり含まれていて、野菜の中でも特に栄養が多く、食料の無い時代には、このかぼちゃで命拾いをした人も多かったようです。

10月26日(水)給食

 今日の献立は、鯛飯、牛乳、いかの味噌焼き、大平、みかんでした。

 今日の給食で提供されている大平(おおひら)は、山口県岩国地域を代表する料理の一つです。大平という器に盛付けて出されることから料理も「大平」と呼ばれるようになりました。鶏肉や里芋、れんこん、しいたけ、高野豆腐などのさまざまな具材を加えた汁の多い煮物で、冠婚葬祭などの大人数が集まるときに振舞われています。

10月25日(火)給食

 今日の献立は、チャーシュー麵、牛乳、肉野菜炒め、和梨マフィンでした。

 今日の給食で提供されているマフィンは、シャリシャリとした食感が特徴の和梨を使っています。鴻巣市の常光という地域は、和梨の栽培が盛んです。この地域は、元々は河川の氾濫で、常に洪水が多いところでしたが、この洪水が功を奏し、梨に適した土となり、おいしい梨が生産できるようになったそうです。和梨の旬の時期は、品種によって異なりますが、8月と9月がピークで、早いものは7月から、遅いものは10月まで楽しめます。