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今日の給食

11月25日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、もやしのお浸し、根菜汁でした。

 今日の給食で提供されている「さば」には「まさば」「関さば」「岬さば」など色々な種類があります。まさばは、春から夏にかけて産卵し、秋から冬にかけて大きく成長していきます。さばのような背中が青い魚は「青魚」と呼ばれて、昔から栄養が豊富だといわれています。

11月24日(木)給食

 今日の献立は、吹き寄せご飯、牛乳、いかのねぎソース、白菜の味噌汁でした。

 今日の給食で提供されている「吹き寄せご飯」の「吹き寄せ」とは、秋の色づいた葉が風で吹き寄せられた様子を表したものです。秋から冬にかけて、ごはんに限らず煮物や汁物、お菓子などにも使われる言葉です。秋の紅葉した様子を表すため、秋が旬の食材が使われることも多く、銀杏や栗、きのこ、もみじの赤を表す人参などが使われます。

11月22日(火)給食

 今日の献立は、ココア揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ブロッコリーサラダでした。

 今日の給食で提供されている「揚げパン」は、戦後に誕生したメニューです。戦後の給食は、生きていくために必要な栄養源だったため、欠席した子どものためにコッペパンを届けることがよくありました。しかし、昔の給食のコッペパンは、乾燥しやすかったため、届けた時には、すでにカチカチに固まっていました。そのことから、昭和29年に東京の大田区の小学校で働いていた調理員さんが、「欠席した子どもにも、美味しく食べてもらえるように」という思いで、揚げた後に、砂糖をまぶして乾燥を防いだ揚げパンが誕生しました。

11月21日(月)給食

 今日の献立は、ポークカレー、牛乳、フルーツヨーグルトでした。

 今日の給食で提供されているカレーライスは、子どもたちの大好きなメニューです。みんなでおいしくいただきました。

11月18日(金)給食

 今日の献立は、野菜ラーメン、牛乳、ゼリーフライ、みかんでした。

 今日の給食で提供されている「ラーメン」は中国で1500年ほど前、小麦粉をねってひも状にしたものをスープで煮たり、スープに浮かせたりして食べていたのが始まりといわれています。日本でいちばん最初にラーメンを食べた人は、水戸黄門で有名な徳川光圀だそうです。それから、約200年後の明治時代になってから、浅草に日本で最初のラーメン屋が誕生したと言われています。

11月17日(木)給食

 今日の献立は、ご飯(こうのとり伝説米)、牛乳、ほっけの塩焼き、ねぎぬた、けんちん汁、ひじきのりでした。

 今日の給食で提供されている「ねぎぬた」は埼玉県深谷市の郷土料理です。

ねぎぬたの「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える食材を何にするかによって、その土地ならではのぬたがあります。

11月16日(水)給食

 今日の献立は、セルフあんぱん、牛乳、チキンナゲット、武蔵野スープでした。

 今日の給食で提供されているセルフあんぱんでは、あずきが使われています。あずきを何度もゆでこぼし、あずきをつぶさないようにていねいに混ぜ、砂糖を数回に分けて加えてまた混ぜるを繰り返してできあがりました。学校特製のあんをこどもパンに挟んで食べます。「あんぱん」は、1874年に東京の木村屋で作られました。当時は、欧米のパンと日本のあんこが融合した画期的な食べ物だったそうです。

11月15日(火)給食

 今日の献立は、かて飯、牛乳、わかさぎフライ、どさんこ汁、りんごでした。

 どさんこ汁の「どさんこ」とは漢字で北海道の「道」、産まれるの「産」、子どもの「子」と書きます。もともとは北海道で産まれた馬のことをさしていましたが、今では北海道生まれの人のことも「道産子」というようになりました。つまり、北海道でできたり、うまれたりしたものをどさんこといっています。今日の味噌汁がなぜ「どさんこ汁」という名前になったかというと北海道の特産であるじゃがいもやたまねぎ、とうもろこし、バターが使われているからです。

11月11日(金)給食

 今日の献立は、きのこうどん、牛乳、こんにゃくの味噌あんかけ、みかんでした。

 今日の給食で提供されているきのこは世界中で栽培され、食べられています。日本だけでも4000種類以上、世界では1万種類以上あるといわれています。一年中スーパーなどにありますが、一番種類が多く出回り、おいしくなるのが秋です。今日はうどんの汁になめこ、まいたけ、しめじが入って、きのこには「グアニル酸」という、うま味成分がたっぷり入っているので、おいしさが一段と増しています。

11月10日(木)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、豚肉と厚揚げのオイスターソース炒め、トックスープでした。

 今日の給食で提供されている、トックスープのトックとは、うるち米で作った朝鮮半島の餅のことです。もちもちとして歯ごたえがある触感が特徴です。うるち米でつくったトックは加熱しても伸びることがないので、炒める、焼く、煮るなど、いろいろな調理に使われます。韓国料理の餅というと「トッポギ」を思いうかべる人も多いと思いますが、トッポギはトックを使った炒め物のことです。

11月7日(月)給食

 今日の献立は、オムライス、牛乳、ベジタブルスープ、冷凍パインでした。

 今日の給食で提供されている「オムライス」は日本で生まれた洋食です。チキンライスを、薄く広げて焼いた卵で包んだ料理で、オムレツのような見た目をしています。卵の上にケチャップやデミグラスソース、ホワイトソースをかけたり、卵を半熟にしたり、ご飯をケチャップライスやバターライスにしたりといろいろな食べ方があります。

11月4日(金)給食

今日の献立は、子どもパン、牛乳、照り焼きチキン、ボイルキャベツ、クラムチャウダーでした。

今日の給食で提供されているパンに使われている小麦粉は、埼玉県産です。埼玉県は麦の主要な生産地になっています。主な生産地は県北地域で、鴻巣市でも作られています。米と麦の二毛作が行われ、「さとのそら」や「農林61号」、「あやひかり」、「ゆめちから」といった麦が栽培されています。

11月1日(火)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、ますのもみじ焼き、切り昆布の煮物、豚汁、みかんでした。

 11月は、「彩の国ふるさと学校給食月間」です。この取組は地元産の食材を給食に取り入れるなどして、ふるさとへの愛着を深めようというものです。給食では、普段から鴻巣市でとれた米や野菜、埼玉県でとれた食材を使っていますが、今月はさらに、埼玉県の郷土料理などもたくさん取り入れた献立が提供されます。

10月31日(月)給食

 今日の献立は、食パン、ブルーベリージャム、牛乳、真鯛グラタン、ボイルブロッコリー、コンソメスープでした。

 今日の給食で提供されている「ブルーベリー」の紫色は「アントシアニン」といい、目の血行を良くしたり、目の疲れをとったりする働きがあります。また、ブロッコリーやコンソメスープに入っているにんじん、パセリに含まれる「カロテン」は目の粘膜を保護する働きがあります。

10月28日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、おろしハンバーグ、さつまいもの甘煮、利久汁でした。

 今日の給食で提供されている「さつまいも」はヒルガオ科の植物です。原産地は中央アメリカで、日本へは今から400年くらい前に中国から琉球(今の沖縄県)の宮古島に伝わり、その後、薩摩(今の鹿児島県)でよく作られ、さつまいもと呼ばれるようになりました。さつまいもは荒れた土地でも育つため「飢饉に備えるための作物」として全国各地で作られるようになりました。さつまいもは糖質(炭水化物)というイメージが強いですが、意外にもビタミンCが多く、中くらいのさつまいも1本を食べると1日に必要なビタミンCが補えるそうです。

10月27日(木)給食

 今日の献立は、黒パン、牛乳、赤魚のバジルソース焼き、フレンチサラダ、パンプキンシチューでした。

 今日の給食で提供されているパンプキンシチューに入っているかぼちゃは、ウリ科の植物で、今から400年くらい前にカンボジアという国から伝わったので、「かぼちゃ」という名前がつきました。かぼちゃには糖分、ビタミンA、ビタミンCがたっぷり含まれていて、野菜の中でも特に栄養が多く、食料の無い時代には、このかぼちゃで命拾いをした人も多かったようです。

10月26日(水)給食

 今日の献立は、鯛飯、牛乳、いかの味噌焼き、大平、みかんでした。

 今日の給食で提供されている大平(おおひら)は、山口県岩国地域を代表する料理の一つです。大平という器に盛付けて出されることから料理も「大平」と呼ばれるようになりました。鶏肉や里芋、れんこん、しいたけ、高野豆腐などのさまざまな具材を加えた汁の多い煮物で、冠婚葬祭などの大人数が集まるときに振舞われています。

10月25日(火)給食

 今日の献立は、チャーシュー麵、牛乳、肉野菜炒め、和梨マフィンでした。

 今日の給食で提供されているマフィンは、シャリシャリとした食感が特徴の和梨を使っています。鴻巣市の常光という地域は、和梨の栽培が盛んです。この地域は、元々は河川の氾濫で、常に洪水が多いところでしたが、この洪水が功を奏し、梨に適した土となり、おいしい梨が生産できるようになったそうです。和梨の旬の時期は、品種によって異なりますが、8月と9月がピークで、早いものは7月から、遅いものは10月まで楽しめます。

10月24日(月)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、さんまのしょうが醤油焼き、肉じゃが、呉汁でした。

 今日の給食で提供されている「呉汁」の「ご」は、すりつぶした大豆のことをいいます。豆腐や肉類が貴重な時代に、大豆をよく吸水させた後、やわらかく煮てすりつぶし、たんぱく源としてみそ汁に入れたのが始まりです。今日の呉汁には、大豆の他に、にんじん、大根、ねぎ、豆腐など、いろいろな食材が入っていて、栄養満点の汁物でした 。

10月21日(金)給食

 今日の献立は、炒飯、牛乳、焼き餃子、チンゲン菜とあさりのスープ、キャンディーチーズでした。

 今日の給食で提供されているチャーハンは、「チャー」が「炒める」、「ハン」が「ご飯」という意味で中国の炒めご飯のことです。チャーハンが作られていた最も古い記録として残っているのは、昔の中国、随の時代で、卵が入ったチャーハンが作られていたそうです。その後、唐から宋の時代、中国で米が食文化の中心となっていき、チャーハンもこの頃に広まっていったようです。

10月20日(木)給食

 今日の献立はご飯、牛乳、鯖の辛味焼き、根菜のさっぱり炒め、いものこ汁でした。

 今日の給食のいものこ汁には里芋が入っています。里芋という名前は、山でとれるいもを「山芋」というのに対し、人里でとれることから「里芋」とつけられました。日本では、米が食べられる弥生時代よりも前から食べられていました。里芋は8月から12月にかけて収穫され、全国の収穫量で埼玉県が1位を誇っています。里芋の主な成分は炭水化物ですが、他のいも類より水分を多く含むので、エネルギーが低い特徴があります。

10月18日(火)給食

 今日の献立は、鴻巣ねぎ旨うどん、牛乳、ひなちゃんの卵焼き、小松菜の煮浸し、マスカットゼリーでした。

 今日の給食は、「市民の日の記念献立」です。

 鴻巣市・吹上町・川里町の一市二町が合併した10月1日は「市民の日」と制定されています。

 その市民の日を記念して、毎年、鴻巣ならではの味を楽しめる給食として、「市民の日の献立」があります。この日の給食は、特別メニューで、地元で生産された食材を食べることで、鴻巣市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描いてもらうことを目的としています。

10月17日(月)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、ししゃもの竜田揚げ、卯の花炒め、なめこの味噌汁でした。

 今日の給食に提供された「卯の花炒め」は「おから」と野菜で甘辛く煮た料理です。「おから」は豆腐を作るときに出る、しぼりかすですが、おからの「から」が「からっぽ」につながるのを嫌い、「卯の花」という別名がつけられたといわれています。

10月14日(金)給食

 今日の献立は、中華丼、牛乳、大根としめじの中華スープ、ハニーピーナッツでした。

 今日の給食で提供されているピーナッツは、日本名で「落花生」と言われていますが、一般に殻が付いていないものをピーナッツ、殻付きのものを落花生と呼ぶことが多いようです。ピーナッツは、木に実ができるのではなく、花が咲いた後にツルが下に伸びていき、土の中で実が育ちます。実のなり方が特徴的なので、日本名は「落花生」と名付けられました。ピーナッツは、小さな実ですが、たんぱく質、ビタミンやミネラルが豊富でとても栄養があります。

10月13日(木)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、チキンチキンごぼう、相性汁、みかんでした。

 今日の給食の「チキンチキンごぼう」は、初めて給食に登場する料理です。この料理は、山口県の人気給食で、25年ほど前に誕生しました。給食の献立がマンネリ化していると感じた山口県山口市内の小学校の先生が、給食の献立に取り入れられる家庭のメニューを保護者から募集し、いくつも応募があった中から採用されたそうです。

10月12日(水)給食

 今日の献立は、ナン、カレーミート、牛乳、ファイバースープでした。

 今日の給食で提供されているファイバースープの黄色の食品の欄に「おおむぎ」とあります。本来大麦は、米粒よりも大きく、形も少し異なりますが、今日のスープに入っている大麦は米粒そっくりの大きさ、形に加工したものを使用しており、大麦と同じく食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維は英語で「ファイバー」といいます。食物繊維がたっぷりの大麦を使ったスープなので、この名前が付きました。

10月11日(火)給食

 今日の献立は、豚肉とごぼうの炊き込みご飯、牛乳、きびなごごまフライ、あさりの味噌汁、柿でした。

 今日の給食に提供されている柿は、奈良時代から栽培されている果物で、アジアやヨーロッパでも「kaki」の名前で通用します。名前の由来は紅葉の色と果実の色にちなんで「赤黄」と言われたものがなまって「柿」になったそうです。カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。

10月7日(金)給食

 今日の献立は、プルコギトッパプ、牛乳、春雨スープでした。

 今日の給食に入っているプルコギは、韓国の代表的な肉料理のひとつです。韓国語でプルは「火」、コギは「肉」という意味です。コチュジャンの入った甘口だれに薄切り肉を漬け込み、野菜などと一緒に炒めます。コチュジャンは、日本では唐辛子みそとも呼ばれ、韓国料理には欠かせない調味料のひとつです。また、プルコギトッパプの「トッパプ」には、ご飯の上にのせるという意味があります。

10月6日(木)給食

 今日の献立は、ツイストパン、牛乳、焼きうどん、たこナゲット、ほうれん草サラダでした。

 今日の給食の「焼きうどん」は、日本の料理で焼きそばと同様にうどんを肉や野菜などの具材とともに炒め、調味料で味付けしたものです。

 給食の焼きうどんには、豚肉、キャベツ、たまねぎ、にんじん、なると、油揚げなどいろいろな具材が入っています。

10月5日(水)給食

 今日の献立は、カレーライス、牛乳、味付き小魚、フルーツポンチでした。

「味付き小魚」にはいわし(かたくちいわしの稚魚)が入っています。小魚は魚を頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、カルシウムをたっぷりとることができます。カルシウムは骨や歯の材料になるだけでなく、脳からの指示を伝えたり、筋肉を動かしたりする働きもあります。

10月4日(火)給食

 今日の献立は、ちゃんぽん麵、牛乳、キャラメルポテトでした。

 キャラメルポテトに入っているキャラメルは、砂糖、バター、生クリーム、牛乳、水あめなどを煮詰めて作る「あめ」のことです。ポルトガルの「カラメル」が語源で、これが後に英語の「キャラメル(caramel)」になったと言われています。日本へは、16世紀にポルトガル人によって伝えられました。今日の給食のキャラメルポテトは、さつまいもを棒状に切ったものを揚げて、給食室特製のキャラメルと、香りが良いアーモンドをまぶしました。

10月3日(月)給食

 今日の献立は、鳥五目ご飯、牛乳、厚揚げ薬味ソースかけ、じゃがいもの味噌汁、リンゴでした。

 厚揚げ薬味ソースかけに入っている厚揚げは、水切りした豆腐を油で揚げたものです。油揚げと似ていますが、油揚げは豆腐を薄く切って揚げているのに対し、厚揚げは豆腐を厚く切って揚げています。そのおかげで、厚揚げは、油揚げのような香ばしさと、豆腐の柔らかさを同時に味わうことができます。栄養は、豆腐と同じように、たんぱく質、カルシウム、鉄分が多く含まれていますが、それらの栄養がギュッと凝縮されています。

9月30日(金)給食

今日の献立は、ピザトースト、牛乳、彩り野菜スープ、プリンでした。

今日は「ピザトースト」が給食に登場しました。ピザはイタリアの料理ですが、ピザトーストは日本で考えだされた料理だそうです。日本でピザが高価だった1960年頃、東京の喫茶店でメニューに登場したのが始まりだとされています。給食では、具に玉ねぎ、ピーマン、ハム、マッシュルームを使い、具を炒め、トマトソース、塩、こしょうで味付けし、食パンにのせ、チーズをかけて、オーブンで焼きました。

9月29日(木)給食

 今日の献立は、栗ご飯、牛乳、厚焼き玉子のおろしかけ、豚汁でした。

 栗ご飯に使われている栗は、秋においしく味わう食べ物です。栗はおいしいだけでなく、この季節に必要な栄養を含んでいます。栗に含まれているビタミンCは、熱に強いので、加熱しても失われる量が少ないのが特徴です。日本だけでなく、世界のいろいろな国でも作られていて、食べ方もいろいろです。ご飯やスープに混ぜるほかにも、マロングラッセやモンブランなど、ケーキやデザートに栗を使うこともあります。

9月28日(水)給食

今日の献立は、黒パン、牛乳、おさかナッツ、ワンタンスープでした。

おさかナッツの中に入っているカシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。給食では、“鶏肉とカシューナッツの炒め物という料理や今日の給食の“おさかナッツ”という料理の中に入っています。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子を整えたりする働きがあります。

9月27日(火)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、和風ハンバーグ、ポテトきんぴら、豆腐の味噌汁でした。

 和風ハンバーグのたれには、3種類のきのこが入っています。きのこは世界中で食べられ、栽培も盛んに行われています。また、しいたけやなめこ、えのきだけ、マッシュルームやエリンギなど様々な種類があります。特有の香りや旨味、歯ごたえに人気があり、健康への関心の高まりもあって、栽培はさらに増えています。旬は、9月~11月と3月~5月の2季です。現在のように、栽培されるようになったのは大正、昭和時代からです。人工的に栽培できるきのこの種類が増え、価格も安定して一年中出回っているので、使いやすい食品といえます。

9月26日(月)給食

 今日の献立は、コスタリカライス、牛乳、ベジタブルスープ、味付き小魚でした。

 コスタリカは、地球の反対側の南米にある小さな国です。「コスタリカライス」という料理はありませんが、コスタリカの家庭料理を給食用にアレンジしました。暖かい国なので、カレー粉や唐辛子などの香辛料をよく使い、野菜や果物がふんだんに入った料理が多くあります。

9月22日(木)給食

 今日の献立は、こぎつね寿司、牛乳、いかのかりん揚げ、なすの味噌汁、巨峰でした。

「こぎつねずし」の名前の由来は、稲荷神の使いであるきつねの好物に由来すると言われています。古くから、きつねの好物は、ねずみを油で揚げたものとされていました。そのことから、ねずみの代わりに豆腐の油揚げが稲荷神に供えられるようになり、豆腐の油揚げがきつねの好物とされるようになりました。給食では小さく切った油揚げを酢飯に混ぜ込んで作っているので、「こぎつねずし」という名前にしています。

9月21日(水)給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、マスの辛味焼き、切干大根の炒め煮、相性汁でした。

「マス」はサケ化の魚です。日本ではサケといえばシロザケのことをいい、そのほかのサケ科の魚をマスと呼んでいます。マスは、ビタミンが豊富な魚です。特に、ビタミンDが多く含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。また、まとめて摂った方が効果が出やすいといわれるビタミンB群も全て含んでいます。ビタミンB群は、成長を促したり、消化を助けたり、胃腸障害をやわらげたり、血液循環をよくしたりするなどの効果があります。

9月20日(火)給食

 今日の献立は、なめこおろしうどん(じごなうどん)、牛乳、さつまいもと大豆の甘からあげでした。

 なめこは、天然物と人工栽培のものがあります。天然物はたくさん採れないため、普通にお店で売られているものは人工栽培のものです。天然のなめこはブナやナラ、ケヤキなどの切株に群生し、味と香りが最高によいそうです。

 なめこ特有のぬめりは、たんぱく質の吸収を助け、胃や肝臓の粘膜を保護する働きがあります。また、コレステロールを下げたり、余分な塩分を体の外に出したりする働きもあります。

9月16日(金)給食

 今日の献立は、ご飯、牛乳、酢豚、わかめスープ、チーズでした。

 酢豚は、中国の広東地方で生まれた広東料理のひとつで、中国では、古老肉(グーラオロー)と呼ばれています。広東料理は素材の味を生かした特徴をもっています。酢豚も肉の臭みや脂を酢の酸味でさっぱりとさせ豚肉をおいしく食べられるように考えられています。

9月15日(木)給食

 今日の献立は、ひじきご飯、牛乳、きびなごカリカリフライ、いもの汁、冷凍みかんでした。

 今日、9月15日は「ひじきの日」です。ひじきには、骨や歯をつくるカルシウム、血液をつくる鉄分、腸の働きを助ける食物繊維などが非常に多く含まれています。体によいひじきをもっと食べて健康に長生きしてほしいと願いを込め、三重県のひじき協同組合で「ひじきの日」と決めたそうです。

9月14日(水)給食

 今日の献立は、ごはん、牛乳、さんまのかば焼き、もやしと小松菜のおひたし、ピリからみそ汁でした。

 さんまは秋が旬の魚です。漢字で書くと「秋」「刀」「魚」と書くようにさんまは刀のように鋭く、細長い魚なので、この漢字ができました。脂がたっぷりのった秋のさんまには、栄養もたっぷりあります。良質なたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムと、その吸収をよくしてくれるビタミンDなどが多く含まれています。

9月13日(火)給食

 今日の献立は、野菜ラーメン(ホット中華めん)、牛乳、えびとポテトのからあげ、ミニトマトでした。

 えびは現在知られているだけでも約3000種あるといわれ、日本産のえびだけでも伊勢えび、車えび、大正えび、芝えびなど約700種あります。えびは、たんぱく質が豊富で、低脂肪なのでアスリートやダイエット中の人にはぴったりの食材です。

9月12日(月)給食

 今日の献立は、食パン、いちごジャム、牛乳、コーンサラダ、チリコンカンでした。

 チリコンカンは牛肉や豚肉と玉ねぎを炒めて、インゲン豆の水煮やトマト、ピーマン、チリパウダーなどを加えて煮込んだスパイシーな料理です。給食では大豆を使用しているため良質なタンパク質と鉄分をとることができます。また、ひよこ豆やレッドキドニーなどの大豆以外の豆を使ってもおいしくいただけます。

9月9日(金)給食

 今日の献立は、こうのとり伝説米のご飯、牛乳、さばの塩焼き、里芋そぼろ煮、お月見汁でした。

 明日は十五夜なので、今日はお月見にちなんだ給食でした。十五夜のお月見は、平安時代に中国から日本に伝わり、庶民の間に広がったのは江戸時代に入ってからと言われています。もともとのお月見の意味合いは、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合い、感謝する日だったそうです。

9月8日(木)給食

 今日の献立は、ソフトフランスパン、牛乳、鶏肉のパプリカージュ、こふきいも、ウィンナーとレンズ豆スープでした。

 パプリカは苦みがほとんどなく、甘みがあるのが特徴の野菜です。完熟した赤パプリカの実を乾燥させ、種を取り出して、粉にしたものが「パプリカパウダー」で、今日のパプリカージュに使っています。

9月7日(水)給食

 今日の献立は、ひき肉ともやしのあんかけどん、牛乳、チンゲンサイのスープ、ハニーピーナッツでした。

 チンゲンサイは中国から伝わった野菜で、日本では30年ほど前から本格的に栽培されるようになりました。チンゲンサイの「チンゲン」は「茎が緑色」、サイは「野菜」という意味です。シャキシャキした歯ごたえがあり、色もきれいでくせがなく、炒め物、煮物、汁物などいろいろな料理に使われます。カロテンやビタミンC、ビタミンEが多いので、風邪や病気になるのを防ぐとともに、かかってしまったときにも早く治るように働いてくれます。

9月6日(火)給食

 今日の献立は、いなかうどん(じごなうどん)、牛乳、にんじんしりしり、こくとうむしパンでした。

 今日の給食に、沖縄県の郷土料理「にんじんしりしり」が登場しました。『しりしり』は沖縄の方言で、にんじんを千切りにすりおろす時の音「すりすり」を表しています。沖縄では大人から子どもまでみんなに親しまれている料理です。

 また、デザートは黒豆の入った黒糖蒸しパンでした。黒豆は、畑の肉と呼ばれる大豆と同じくらい、成長に必要なたんぱく質、カルシウム、鉄分を多く含んでいます。皮が黒いのが特徴で、これはアントシアニンという成分です。目の疲れを回復させる効果があります。

9月5日(月)給食

 今日の献立は、パエリア、牛乳、オムレツ、夏野菜スープ、冷凍みかんでした。

「夏野菜」は夏に収穫される野菜の総称です。夏野菜には、ほてった体を内側から、クールダウンする水分やカリウム、ビタミンなどの栄養素がたっぷり含まれています。夏野菜を積極的に食べて、暑さに負けない体作りをしていってほしいと思います。