今日の給食
12月5日(月)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、カレイの竜田揚げ、肉じゃが、厚揚げときのこの味噌汁でした。
今日の給食で提供されている「カレイ」は、日本に40種類ほど生息しています。体が薄く平らで、目が片側に寄っています。よく似たヒラメとの見分け方に「左ヒラメ、右カレイ」という言葉があります。一部例外もあるそうですが、口が小さいものがカレイ、大きいものがヒラメという見分け方もあるそうです。「竜田揚げ」とは、鶏肉や白身の魚などを、みりん醤油や酒で下味をつけて、くず粉や片栗粉などをまぶして揚げた料理のことを言います。もともとは、えびを同じように揚げたところ、紅葉のように赤く仕上がったので、紅葉の名所である奈良県の「竜田川」にちなんで名付けられました。
12月2日(金)給食
今日の献立は、ご飯、牛乳、ハガツオの西京焼き、ほうれん草のおひたし、おふくろ煮、みかんでした。
今日の魚は給食初登場の「ハガツオ」です。カツオに似ていて歯が大きく鋭いことからこの名前がつきました。カツオより顔が細くシュッとしていることから地域によっては「キツネカツオ」と呼ばれます。東京や千葉では「トウサン」「ボウサン」と呼ばれていることもあります。ハガツオの夏ごろからたくさん獲れますが、脂がのっておいしくなるのは11月から12月ごろです。昔からカツオよりおいしいと言われているハガツオですが、傷みやすく、昔は漁港の近くでしか食べられませんでした。今は冷蔵技術も発達したため、給食でも食べられるようになりました。
12月1日(木)給食
今日の献立は、黒パン、牛乳、スパゲティナポリタン、チキンナゲット、くきわかめサラダでした。
今日の給食で提供されている「スパゲティナポリタン」の「ナポリタン」とは、スパゲティをトマトソースやケチャップでからめたものです。具にはピーマンやソーセージを使うのが一般的で、パルメザンチーズをかけて食べることが多いものです。しかし、ナポリタンという種類のスパゲティは、スパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアはトマトがたくさんとれ、トマトソースをよく使うので、首都の「ナポリ」の名前をとって「ナポリ風」という意味でナポリタンと名付けたそうです。こうした理由で「ナポリタン」は現在、日本独自のスパゲティになっています。
11月30日(水)給食
今日の献立は、焼き鳥丼、牛乳、きゅうりの漬物、呉汁でした。
今日の給食で提供されている「焼き鳥丼」は、「ねぎま」と呼ばれる、鶏肉と長ねぎのぶつ切りを交互に串に刺した焼き鳥をイメージして作りました。長ねぎは、11月~2月ごろが旬の野菜です。日本へは、奈良時代に中国から伝わったと言われています。古くから薬用野菜として利用され、白い部分にはビタミンCが多く、緑色の部分にはカロテン、カルシウムなどが多く含まれています。
11月29日(火)給食
今日の献立は、しゃくし菜ご飯、牛乳、厚焼きたまご、煮ぼうとう、りんごでした。
今日の給食で提供されている「しゃくし菜ご飯」のしゃくし菜は、「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることから「しゃくし菜」と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。シャキシャキした食感で、漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んで、しゃくし菜ご飯にしました。